陳健・駐日大使殿

神噐・太極「寶」返還・申し入れ書

 この度、私が約7年の歳月をかけ遂に解明立証し、発見した貴国文化の至宝
・神噐・太極「寶」を、日中友好の一助として無償返還いたす事を申し入れ
ます。
 所有者である当方に唯一の返還条件は、2005年に開催される日本国際
博覧会(愛知万博)に一時帰国し出展して戴く事です。
 その他、返還の絶対条件ではありませんが、50年毎に一度、日中友好の
記念行事として日本に一時里帰りし、展示して戴く事を希望いたしております。
                                  
                                         以上
                                平成12年2月15日


         











陳大使殿

昨年来より、獅子印「寶」の事で、大使はじめ関係各位をお騒がせし、深くお
詫び申しあげます。
 昨年暮れに、貴国歴史博物館より「寶」鑑定結果の書状が届いておりました
が私事に追われ、ご連絡が遅れ申し訳ありません。
 あらかじめ危愼致しましたが、鑑定結果は同封のコピーの通りです。
 従って「寶」無償返還の当方の申し入れ全て白紙に戻させて戴きます。
 当方として歴史的「寶」に鑑み、貴国には一応筋を通した所存です。
 貴国の政治的問題には関心ありませんが、私の悲願達成には、台湾当局
及び台湾道教関係者・故宮博物館に向け行動開始する所存です。

 重ねて貴国関係各位に大変ご迷惑をお掛けし、深く陳謝いたします。
 大使におかれましては、真の日中友好関係にご尽力戴く事を心から
願っております。
 向寒の祈り、大使および職員一同のご健勝をお祈り致しております。

                                    不乙
                           平成13年1月31日

                      富山県氷見市朝日丘1−10
                        高木 健三(平成承禎)



   同封書類・中国歴史博物館・「寶」鑑定返書


中国政府に一応、礼は尽くした
訴状にある中国返還は現時点白紙とする!!
                          平成17年1月21日