第八章(四)   『「寶」賛歌』

 

天寶元年、玄宗皇帝は「玄元皇帝廟」における神噐・太極「寶」奉納式典を執り行い

焼成なる神降之樂と再び神殿にお送り納める送神之樂、二曲「混成之樂」「太一之樂」

をもって万民共々祝ったと『旧唐書』(文献13)は語る

その献樂の調べは1300年の彼方です

本書の解明執筆により、神噐・太極「寶」は平成の御世に降臨いたしました

そして恐れも知らず司馬承禎の名を拝命し平成承禎と名のった私です

献樂二曲に代わり『「寶」賛歌』と『和漢太極歌』を謹んで奉ずるものです


「『寶』賛歌」


守護神「白澤」・・・神秘の威容と、

今にも天空を駆ける力感と迫力。

歴史の波濤を超えた王者の威厳。

眼光は邪気や悪鬼を祓い、万感を秘めて悠久の歴史、

その変遷を静かに観すえている。

台座の聖山に”神仙降臨”を告げる風雲と、

嵌入の天を裂く雷

陶白、”天・地・人”陶妙の極である。

不滅の印文は”天刻”の神知なり。

「陰陽五行」相生相剋”炎の奇跡”は、

天地開闢”太極”の具現なり

[寶]は”道”「方円の噐」である。

 

           


「太極」至らず、和漢『太極歌』を献樂

無名の陶工集団・幻の篆刻士・尊師・司馬承禎に捧げる

平成19310