文部科学大臣 高木 義明 殿

「訴状」

多難な国事と山積する文部科学行政に日々身命を挺しておられます大臣に、身の程も

弁えず「訴状」を差し上げます事、まずは平にお許し願います。

「訴状」は、愚生が解明、発見した中国4000年の至宝、神噐・太極「寶」につい

てであります。

解明・発見に約8年、そして日本を代表する中国史研究者50名以上、そして関係学

会等々に発見を訴えて約12年、計20年、果てしない道を行軍して参りました。

解明・発見致しました神噐・太極「寶」は、中国文化の黄金期、唐代玄宗皇帝の勅令

で30年の歳月を費やし焼成なった、唐朝の神噐で、今日では焼成不可能な奇跡の陶磁

器です。

中国史を根底から塗り替える世紀の発見に、3000名以上の諸先生が参集する「日

本道教学会」「東方学会」「日本中国学会」「東洋陶磁学会」が茫然自失の中で、門を閉

ざし、是非の申し入れを拒んでおります。

何故この様な目を疑う惨状なのか、それは学問の世界も行政と同じく縦割り学問で、

神噐・太極「寶」が中国4000年の叡智を凝固した神噐・太極「寶」の前に、失礼で

はあるが狭義の研究では及ばないからであります。

大観すると歴史研究者は陶磁器を判断出来ない、また陶磁器研究者は歴史部門が浅く

判断出来ないのであります。

失礼千万ではあるが神噐「寶」の鑑定には築き上げた地位を投げ打つ勇気と覚悟、真

の見識、そして心眼が求められます。

今日まで誰一人として正面から異論反論を唱えた先生はおられず沈黙か背走で

す!!!約20年をかけて、日本中の諸先生を踏破して参りました。

神噐・太極「寶」の出現により、唐代史・道教史・陶磁史・中国民俗学・皇帝文化史・

漢字学・印章史・中国思想哲学・獅子文化等々の根本的塗り替え、そして補正、加筆、

削除に迫られております。

漢文化圏全域に伝播した獅子文化は、この印面の九文字、太極の秘文を鎮護する伝説

の獅子「白澤」が基であります。

まさにその伝播面域は東南アジア全域におよび、万里の長城を凌駕いたします。

獅子・陶印「寶」に篆刻された「九文字」の秘文には中国道教宇宙、太極の神知が天

隠されてありました。

御存じのように、韓国の国旗は“太極旗”であります。

写真の獅子陶印の印台は70×70×47mmで空洞が無く、しかも1mmの誤差も

ありません。このような方形で空洞の無い陶磁器は、世界中に一点も無い筈です。

日本を代表する幾人もの陶磁器関係者が“焼成不可能と断言”しております。

史実の検証は全て終えております、愚生が文部科学省にお願いしたいのは、二点です

その@

探査衛星はやぶさが持ち帰ったチリですら成分分析ができる日本の科学技術力です、

東京出光美術館に唐代白磁の陶片が何百点も存在します、成分比較分析と陶磁器か否か

の科学鑑定です!

そのA

世界の陶磁研究者の謎、私が推論する唐白磁の窯場、河南省・豊寶県「龍興」への調

査隊派遣です。

説明を続けます

神噐・太極「寶」は北京・台湾、両故宮博物院の全ての美術工芸品も比較外です。

エジプト最大のクフ王のピラミッド建設が通説で20年です。

神噐「寶」完成に、「開元」元年から30年を費やし、延べ人員何百万人を動員し焼

成なった未曾有の陶磁器です。

完成なって「天寶」と瑞祥改元したのであります。 

もし世界中の陶工が日本に集結し古来の焼成法で再現を試みるなら、不可能世界への

挑戦となり、焼成の確率は何千万分の一で、奇跡を期待するしか術は無いでしょう。

奇跡的に焼成なったと仮定した場合、アメリカNASAのアポロ計画に匹敵する総予

算を要し、日本中の国土から焼成材の樹木が消失すると断言したら各位は信じられるで

しょうか?!

同封★1番は当時の陳健大使が動き、中国故宮博物院から届いた公式鑑定書でありま

す。

何故、陳健大使の指揮のもと中国大使館が動いたか、それは中国全土の大学から選抜

され文系で初めて公費で来日した王敏女史が解明「寶」本に一切反論できず驚愕したか

らであります。

故宮博物院の結果は写真判定ではありますが“自然石”との鑑定で、★同封資料2番、

日本国内、公的機関2ケ所、計5人の陶磁器判定と真っ向反対の鑑定であります。

なぜ故宮博物院が自然石と判定したか!!!それは陶磁器では焼成不可能、有り得な

いからであります。

同封★の通り、私は平成20年5月より三代の文化庁長官に事の次第を詳細に認め、

「訴状」を計7回差上げましたが、梨の礫でありました。

また、同時並行して陶磁器研究の最高機関「日本東洋陶磁学会」に「寶」の是非・真

偽を申し入れ致しましたが、★の通り、学会から取り扱わぬ旨の返書が届きました。

対応に苦慮された当時の伊藤常任委員長は個人の立場と断って同年9月大阪市立美

術館の応接間にて学芸員を同席し「寶」を検分されました。

その席で一問の鋭い問題点を指摘されましたが、その場で明快にお答えし、後日裏付

資料をお送り致しました。

その後、真摯に対応戴いた伊藤常任委員長は学会と美術館館長を足早に退任されまし

た。

それらの状況を踏まえ本年3月、民主党広野ただし副幹事長に文化庁に足を運んで戴

き斉藤孝正文化財主任調査官に「寶」の経緯と事の次第をお伝えし、文化庁としての対

応を要請致しました。

そして斉藤調査官への5度の要請状の末、届いたのが8月6日付けの公文書★〇番で

す。

文化庁斉藤調査官の公文書の指示により、「東洋陶磁器学会」後任の竹内順一常任委

員長に書状を3度差し上げましたが6ケ月経った現在も一切ご返事が御座いません。

同封★にありますように、故草柳大蔵先生・故吉野裕子博士・藤井善三郎館長・故上

杉千郷皇學館理事長他、日中を代表する白眉方々から、「寶」に深い理解と御支持を賜

っております。

無位無官の拙者を黙殺されるのは致し方無いとしても、この言葉を失う次第は「寶」

を支持戴いた雲上の方々を黙殺する事であり、20年の歳月を振り返るに深い義憤を禁

じ得ません。

同封★の名簿録の通り「東洋陶磁学会」には国立博物館館長他キラ星の如き諸先生が

名を連ねておいでます。

また、学会設立の崇高な趣意は★の通りであります。

また最終内容証明書にて確認し、完全踏破して参りました「日本道教学会」「東方学

会」「日本中国学会」その他の学会も同様、崇高な“設立趣旨”を掲げておられます。

その設立の理念に背を向け固く門を閉ざす、信じがたい光景は真昼の蜃気楼でありま

す。

各学会へは★の通り、礼を尽くし、意を尽くし段階を踏み、全ての書状は配達証明に

てお届け致しました。

三度の申し入れにも応答無く、最終内容証明書にて解明「寶」本の史実一切をお認め

になった事とする旨、念に念を押して確認致しております。

民主党は行政刷新の仕分け委員会で、国民の期待を担い取り組んでおられますが、こ

の無為、沈黙、怠慢は国民の1人として蜃気楼であります。

私は三代の長官に日本は「政治」「経済」に加え「文化」の“危機管理”も体を成し

ていない旨、ご注進申し上げました。

社保庁・警察庁・検察庁・海上保安庁・警視庁に続いて「文化庁」もと言えば言い過

ぎでありましょうか?!

中国政府が動いたのに、日本政府が動かない、しかも鑑定は日本国内の判定と真っ向

反対であり、陶磁器か否か?歴史の是非を検証しない日本の惨状は、まさに蜃気楼であ

ります。

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道教は文化大革命で徹底的に破壊、弾圧されたとは云え、今も中国13億人の民衆信

仰であります。

神噐・太極「寶」の印面中央に篆刻された「太上老君」は道教の開祖、「老子」で、

まさに中国道教の寶印であります。

重ねて神噐・太極「寶」は中国文化の黄金期、世界に鳴り響いた唐朝、天子皇帝の玉

璽であり中華の金字塔であります。

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また、日本の若者に大きな誇りと、希望を抱かせると確信致しております。

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重ねて神噐・太極「寶」は漢文化圏の至宝であると同時に世界ナンバーワンの至宝で

あります。

これは一個人が所蔵するものでは無いことは明らかで、無償にて国庫に寄贈するもの

であります。

愚生の20年の歩み、これまでの各学会、文化庁との確執全ては末尾記載のHPアド

レスにて日本はおろか世界に発信しております。

「寶」と拙者の身の危険も念頭に、早急なる対応を願う次第です。

また末尾ながら、神噐・太極「寶」は、この恐慌状態の日本経済にメガトン級の起爆

剤となる筈です。

歴史部門は完璧に終えており、残すは陶磁器か否か?!の科学鑑定のみであります!

最早、神噐・太極「寶」の問題一切は“政治の責任”であります。

同封資料を大観願い、ご賢察の程宜しくお願い申しあげます。

文部科学省からの一報を“一刻千秋”の思いでお待ち申しております。

尚、この書状は、大臣、副大臣、政務官各位に、“乾坤一擲”血判にて御届申し上げ

ます。

愚生の高言、不作法、非礼一切、神噐・太極「寶」発見に鑑み、平に平にご容赦願う

次第です。

最後に先生のご健勝を衷心よりお祈り申しております。

                                                                       敬白

平成22年12月11日

    HPアドレス記載

http://www.taikyoku-takara.com

同封

●学会資料

●「寶」写真

●その他


※黒線は「寶」の命運と承禎の命が懸かる!!よって削除する!!  大臣各位の吉報を白州にてお待ち申す!!