前文部科学省大臣各位 殿

拝啓

はじめに、文化行政の重責に心を砕いておられます長官に、

神器・太極「寶」の『訴状』を昨年来より再三にわたってお

届けします事、まずはお許し願います。

昨年愚生の発見に驚かれた、民主党広野ただし先生、自民党

橘慶一郎先生が相次いで文化庁に足を運ばれた事はご存じの

事と存じます。



神器・太極「寶」

両先生の働きかけにより、文化庁の要請を受け、日本の陶磁器

研究の最高峰『東洋陶磁学会』の竹内順一常任委員長が、官費

で検分の為当地氷見市に来られました。

直接の担当官は東洋陶磁学会常任委員でもある斉藤孝正主任調査官です。

そして21年間の宿願であった獅子陶印「寶」を本年2月26日に、直に手に取られ検

分されました。

世紀の鑑定結果は後で記しますが、検分が26日で大震災が13日後の3月11日です。

未曾有の国難に即一定の沈静を見るまで、竹内委員長に発表の休止を9月までと申し入

れ文化庁、また文部科学省への報告を控えておりました。

9月3日野田新内閣の発足を確認し、堰を切って近藤長官に世紀の鑑定結果を御報告す

る次第であります。

まさに、中国4000年文化の黄金期、唐代唐朝の神器・太極「寶」の歴史的検証を完

璧に終えました。

掲載の獅子陶印は約1300年前の唐代、あの楊貴妃の夫で有名な玄宗皇帝の勅令で3

0年の歳月を費やし、延べ人員何千万人を動員し焼成なった、未曾有の神器(陶磁器)

です。

その発見はドイツのシュリーマンのトロイアの遺跡発見に匹敵する、漢文化圏における

世紀の発見と自負致しております。

唐代「天寶」年間は中国4000年文化の黄金期で、神器・太極「寶」は、その金字塔

であります。

もし神器・太極「寶」を世界中の陶工が日本に集結して、再現を試みるなら、それは不

可能世界への挑戦となり、奇跡的に再現なったと仮定した場合、日本の国土から焼成燃

料の樹木は消え、その総経費はアメリカNASAのアポロ計画の総予算を上回ると断言

したら、長官だけでなく、如何なる人も身につまされるでしょう!!!

しかし日本を代表する幾人もの陶磁研究家が『焼成不可能』と“断言”した陶磁器です。

過去21年間、70名に及ぶ個々の諸先生に解明「寶」本をお送りし史実の真偽・是非

を問い質して参りましたが誰一人反論出来ず、殆どの先生が沈黙・背走です。

それでも日本の知性と謳われたNHK経営委員会・故草柳大蔵先生はじめ、学習院女子

故吉野裕子博士・京都藤井有鄰館・藤井善三郎館長・来日の王敏女史はじめ、日中を代

表する諸先生が驚愕し、深い理解と支持を賜った獅子陶印「寶」です。

指折る先生の支持を支えに、日本における中国史研究の■@『日本道教学会』■A財團

法人『東方學會』■B『日本中國學會』■C『日本中国関係学会』の四学会に再三再四、

史実の真偽・是非を問い質しましたが、沈黙の無条件承認であります。

HP公表会員総数4550名の歴史四學會を完全踏破した後、過去の二代の長官、更に

文部科学大臣各位に「訴状」をお届けしたのは御承知の通りで御座います。

それでは竹内順一常任委員長の鑑定結果を御報告申し上げます。

鑑定結論

@     ★印台47×70×70mmで空洞の無い方形の焼き物は世界中に一点も無い事。

A     ★焼成は不可能であろう事。

B     ★勿論中国陶磁器(過去に学会名誉顧問が唐白磁の特徴が見れるとの見解)

でありま
す。

これは日本最高学会の公式鑑定で、これにて陶磁器の検証作業は終了し、異論反論ゼロ

の歴史部門と合わせ神器・太極「寶」の歴史的証明は完璧に終えたのであります。

何千年に及ぶ世界の陶磁器の頂点に輝く金字塔、空前絶後の発見であります。

印面、「太極」奇跡の文言を鎮護する伝説の獅子「白澤」は東南アジア全域に伝播した獅

子文化の原点で、その伝播面域は“万里の長城”を凌駕いたします。

この未曾有の神器・太極「寶」の至宝の前には、北京・台湾、両故宮博物院の数多の国

宝も、比較外です。



神託・「太極」韻文

伝説の獅子「白澤」が鎮護する「寶」の印面には、未来の

  超スーパー・コンピューターでも解析と創造不可能

な“太極”奇跡の文言が刻してありました。

韓国の国旗は“太極旗”です。

「太極」の「太」は無限大「極」は極小で「太」と「極」

一体の混沌宇宙とはイギリスのホーキング博士が提唱

する現代宇宙理論、質量無限大のビック・バーンです。

玄宗皇帝が即位した「開元」の前年は「太極」の年号で、30年を費やし「寶」の

完成を記念した年号が、
世に名高い「天寶」です。

玄宗皇帝が即位した【開元】の前年は【太極】の年号で、中国史に燦然と輝くこの

「太極」と「天寶」二つの年号に秘められた歴史の真相を究明した書物は皆無でありま

す。

神器・太極「寶」の発見により、唐代史・陶磁史・道教史・印章学・獅子文化・唐代漢

字学、皇帝文化その他、過去の研究書物の根本的書き直し、補足・訂正・削除に迫られ

ており、日本最大の『大漢和辞典』もその例外ではありません。

また、神器・太極「寶」の出現により中国・台湾の社会・美術の教科書も改正は不可避

です。

勿論、中国歴史研究書物は世界中です。

まさに、過去の研究書物が、東北大地震同様、瓦礫の山と化しました。

竹内委員長の検分が本年2月26日で東北震災が3月11日、「寶」の21年間の歳月か

らは同時です!

まさに未曾有の国難に神器・太極「寶」が『国益に役立てよ』と降臨したのであります。

最初に述べました通り、愚生は国難の一定の沈静は9月以降と予測し、東洋陶磁学会の

公式鑑定結果を携え■歴史四學會に8月31日までと期限を切って、念に念を入れて最

後の是非を問い質しましたが“応答ゼロ”同封■『内容証明書』の通りです。

まさに、原子力保安院をはじめとする東電原発事故の関係機構と同様、蜃気楼でありま

す。

愚生は「寶本」刊行後の過去13年間、政府はじめ各界各層に、日本は「政治」「経済」

に加え「文化」の危機管理も体を成していないと、何百通の「訴状」にて声を限りに叫

んで参りました。

大震災の原発事故同様、危機管理を喪失した現代日本に、まさに神器・太極「寶」が降

臨(メルトダウン)したのであります。

神器・太極「寶」は世界遺産に叶う世界ナンバーワンの至宝です。

また、

未曾有の国難に日本国の「威信」と「国運」を懸けた、神器・太極「寶」を日本政府に

無償で寄贈しますが、

東南アジア全体を睨んだ最高度の政治的取り扱いが求められます!!!

大震災と同様、廃墟の中から、日本の出版業界は勿論、全マスコミ挙げて世界に発信す

るなら、未曾有の経済効果が生まれると確信する次第です。

神器・太極「寶」を国難に直面する、日本国の希望の「寶」にならんことを深く祈念す

るものです。

果たしてメルトダウンを開始した太極「寶」の巨大な原子炉を冷却できるか!?

長官の御英断を一刻千秋の思いでお待ち申しております。

同様の書状は、今月15日以降、順次、関係閣僚、衆参国会議員、マスコミ、各界各層

お届けする手筈です。

新旧「寶」本、そして過去21年間の軌跡すべて末尾記載のHPアドレスに載っており

ます。

乱文と、不作法・身の程も弁えぬ高言、世紀の「寶」発見に鑑み平に平にご容赦願う次

第であります。

                                                         敬白

平成2395

「寶」HPアドレス  http://www.taikyoku-takara.com

★東洋陶磁学会竹内委員長検分写真

★歴史四学会内容証明資料一式